前世で培い伸ばした才能は、今生に持ち越されさらに輝く
世の中には、特に専門的なトレーニングをなさっていないにも関わらず、
その分野で大きな功績を残された方々があります。
それほどスケールの大きなことでなくても、
たとえば身近なところでは、私どものレイキヒーリング・セミナーで、
レイキに初めて接してすぐに要領をつかみ、
レイキヒーリング中に手のひらに感覚を感じられる方が時々おられるのですが、
そんな時は「前世で手当療法系のヒーラーだったのかも…」などと
冗談半分で喜ぶことがあります。
根拠があって言っているわけではありませんが、
もしもこのような方に前世療法をさせていただいたら、
何らかの癒し手であった前世・過去生が現れる確率は
高いのではないでしょうか?
この場合、「ヒーラーであった前世・過去生」へ行くことも出来るのですが、
「現在、レイキを学んでいることに影響を与えた前世・過去生」へ
誘導する方法のほうが、よりニュートラルで適切かもしれません。
前世・過去生で培い、伸ばした才能や資質は、
今生に持ち越され、いつでも使うことが出来る潜在能力となると言われますが、
皆さまはどう感じられるでしょうか?
トランスパーソナルな観点に立つならば、
学業、スポーツ、芸術、あるいは思いやり、機転、勇気、忍耐などの才能や資質は、
そのジャンルを問わず、何転生もかけて徐々に培い伸ばしてきた結果である…
…ということになります。
そうなると、総額1億5500万ドルでニューヨーク・ヤンキースと
契約合意した田中将大投手や、
ソチオリンピックを含め世界最多となる冬季五輪7大会連続
7度目の代表入りを果たしたスキージャンプの葛西紀明選手なども、
この人生における努力のみによって
このような偉業を打ち立てたわけではないのでしょうか…?
大きな成果を収めた人生の背景には、
地味で注目を集めることもないけれども、ひたむきに努力を続けていた
数転生があった…と想像してみましょう。
黙々と精進を続け、取り立てて目立つこともなく、
何か形となるものを残すこともなく過ごした幾転生の後、
ついに長年の努力の蓄積が輝かしく結実する時がやってきます。
…ということは、たとえどれほど頑張ってトレーニングを積んでも、
いっこうに向上が見られなかったり、良い結果を出せなかったとしても、
積み重ねた努力は、決して無駄にはならないことになります。
今すぐに報われなくても、
それはもしかすると今生より先の転生となるかもしれませんが、
いずれどこかの時点で、必ず大輪の花を咲かせるはず…
そう考えると、あきらめず、投げ出さず、自棄を起こさずに
そして結果にとらわれることもなく、
もう少し続けてみようかという気持ちになれるかもしれません。
潜在的な能力を発見する前世療法・過去生セラピー
2014年01月26日