江の島の灯台でいつも思うのは… 前世につながる風景
今日は午前中、江の島神社を訪れ、サムエル・コッキング苑と江の島の展望灯台にも立ち寄りました。
ご存知の方も多いと思いますが、室内の展望室からは
およそ海抜100メートルの高さからのパノラマを見渡すことが出来ます。
しばしば訪れる場所ではありますが、
ここから海水浴場やヨットハーバー、遠くの水平線などを眺めていると、
いつも心に浮かぶのは、海の近くで良かった…という思いです。
近隣の駅からは
歩いて海岸に出られる距離だとはいえ、
日頃、それほど頻繁に
海へ出かけていくわけではありません。
海が好き…などと意識することもありません。
でもこうして久しぶりに海にやってくると、本当に癒されます。
学生時代から、どちらかといえば海よりも山が好きだったのですが、
子どもの頃から海は身近にあったので、
特に機会を作って訪れる特別な場所ではなかったからかもしれません。
数年前、雪深い土地にお住いのあるクライアントさんに、
記録的な大雪のお見舞いメールを差し上げたところ、
生まれた時からで慣れているから今さら何とも思わない…
…というお返事をいただきました。
また別のあるクライアントさんは、
やはり豪雪地帯にお住まいなのですが、
何年住んでいてもなじめない、出来ることなら別の土地へ転居したい…
…とのことでした。
生まれた場所の自然環境は、複雑な愛着や嫌悪を呼び覚ます
前世からのカルマやダルマとつながっているのでしょうか?
旅をして、
遠い海辺の街を訪れるのも
よいものですが、
展望灯台から眺める江の島沖の海は、幼少期の記憶を呼び起こし、
さらにもっと奥にある何かと
響き合うような
不思議な感覚を覚えます。
湘南のこのあたりに住む方々は、
皆さん、こんなふうに感じていらっしゃるのでしょうか?
あなたにとって、
前世につながる感覚を呼び覚ますのは、どんな風景でしょうか?
まだ春は遠く感じられますが、
思いがけずたくさんのチューリップが
咲き誇っていました。
写真は、展望灯台からの眺めと、
花壇を埋め尽くすチューリップです。
2014年01月17日