ふいに現れた前世のイメージ 潜在意識からの癒し
前世を体験してみたいというご希望で
前世療法セッションにお越しになる方は多いのですが、
そうではない場合もあります。
たとえば心身の不調、お悩みや問題などがあり、
直接的には前世と関係がないように思われる時などです。
前世療法もお役に立ちそうだとセラピストが感じていても、
その方はあまりご興味がないということもあります。
事前カウンセリングでお話をじっくりとお聴きしながら、
ヒプノセラピーの他のメニュー、
たとえば年齢退行、インナーチャイルド、
サブパーソナリティなどのセッションを選び、
そのセラピーをしている最中、
突然、前世らしきイメージが現れてくることがあります。
たとえば年齢退行で時間を遡っていく先は、この人生の過去ですから、
大聖堂や果てしない砂漠などが現れ、金髪や青い目の人物が登場したら、
いわゆる前世とみなされることになるでしょう。
クライアントさんのご意向を確認したうえで、
その前世でどんな出来事が起こっているか、体験していきます。
前世のエピソードは、
現在のお悩みにつながりがあるような、無いような、
何となく曖昧でよくわからない印象を伝えます。
けれどもそのまま前世療法のアプローチでセラピーを続けていくと、
さまざまな気付きがやってきて、
問題とその前世とのつながりの全体像が
浮かび上がってくることがあります。
前世には懐疑的で、特に関心もないような方や、
セラピー前には前世療法を特にご希望でなかった方にも、
こうした展開はあるのです。
潜在意識は、その時、その方が必要としているイメージを
必ず見せてくれると言われます。
そのイメージは、解放と癒し、再生のパワーをもたらし、
顕在意識では到達できないほどの作用を及ぼすでしょう。
セッションの中で起こるこうした自然なシフトに立ち合わせていただくと、
年齢退行、インナーチャイルド、
サブパーソナリティなどといったメニューの区別を越えて
潜在意識の叡智や自己治癒力が確実にはたらいて、
癒しのプロセスが進んでいくのを実感することができます。
たとえ前世を受け入れられない方であっても、
こうしたプロセスを目撃されたならば、
前世とは心をほぐすために自然に現れ出てくる
癒しのイメージそのものであると
納得していただけるのではないでしょうか?
前世療法 過去生セラピー 心の癒しと探究ナビ
2013年12月07日