前世イメージを体験すると…
前世療法をご希望になる方の中には、
特にお悩みや問題が無いと言う方もいらっしゃいます。
前世を見てみたい…
前世療法がどんなものか体験してみたい…
このような理由でセッションにお越しになるのも
たいへん有意義であると私は思っています。
私たちは、日頃、表層(顕在)意識のみで生活をしています。
潜在意識は、意識の90パーセントを占めているにもかかわらず、
自覚することはできません。
その中に何があるのか、その方ご自身にも
よくわからない状態なのです。
前世療法のセッションでは、催眠状態となり、
日常を越えたトランスパーソナルな領域に旅立ちます。
それは、元々、その方の意識の中にある
データベースにアクセスすることと同じなのですが、
自分のものとはいえ、
それまでに見たことも聞いたこともない要素ばかりです。
こうした体験がもたらす影響は、
個人差はあるものの
言葉では表現できないほど深いものになることがあります。
それまでの人生で無意識にとらえていた「自分」という意識が広がり、
より大きな自分と出会う体験です。
より大きな自分とは、いわゆる前世イメージとして現れる
もう一人の自分、別の時代に別の場所に生きていたその方です。
性別や価値観なども異なるパーソナリティが過ごした人生(過去世)は、
その方とは異なる選択や決意や嗜好にあふれているかもしれませんが、
現在のその方と、どこかしらでつながっています。
現在のその方の意識の深層には、
もう一人のその方が生きているのです。
前世・過去世での体験は、
今生のその方にさまざまな影響を与えることがあり、
セッションではその前世のイメージ体験が
表層意識では到達不可能な気付きをもたらしてくれます。
何も悩みはない…といってセッションにお越しになった方と
ご一緒にその方の前世へ行ってみると、
知っていても知らなくても特にどうということはない…どころか、
まさに受け取るべき気付きがもたらされることがあります。
前世療法セラピストとしては、
おそらく今、その方に必要とされ、役立つ情報や気付きが
このうえないタイミングでやってくることに、
毎回本当に驚かされ、心を動かされるのです。
前世療法 過去生セラピー 心の癒しと探究ナビ
2013年11月29日