前世療法中の体の異変
前世療法を行っている最中に、
突然、クライアントさんが、
体に異変を覚えることがあります。
たとえば、痛み、違和感、
重さ、熱感、寒さなど。
こうした状態は、
それほど珍しいものではありません。
まず前世療法のセッションに対するブロック(抵抗)として、
こうした身体的症状が現れることがあります。
前世の出来事を受け入れる準備が出来ていない場合や、
前世を再体験することそのものへの
拒絶反応として現れるのです。
このような場合には、
クライアントさんのご希望をよく聴いて
無理にセラピーを続けないほうがよいことは
いうまでもありません。
またこれとは異なるものとして、
前世で起こった出来事と密接に関連する身体の症状が
突然、現れてくることがあります。
たとえば前世の戦争の場面において、
敵に槍で突き刺されて死ぬ時、
急に痛みや息苦しさなどを訴えるケースです。
起こるべくして起こった異変であり、
今世に不調が持ち越されていることがほとんどですので、
セラピー的な対応が求められます。
こうしたものとは少し性格が異なるものとして、
憑依による異変があります。
多次元セラピーにおいて、
憑依とは、
自分に属していないエネルギーが
否定的な影響を及ぼすことです。
前世の出来事に関わりのある誰か、
または全く関係のない存在が、
セッション中、突然、前面に現れてきて、
セッションの進行が邪魔されることになります。
こうした場合には、
多次元セラピーの憑き物払いの手法を用いて、
まずはその憑依存在と対話をして立ち去ってもらい、
その後、再び前世療法に戻って
セラピーを続けることができます。
セッション中の体の異変は、
クライアントさんにとって予想外の事態であり、
動揺したり、 集中力が低下したりすることがありますが、
原因をつきとめて正しく対処することができれば
問題はありません。
潜在意識と身体に具わる自己治癒力は、
よりよい方向へと常に促し
癒しを助けてくれていることを信頼しましょう。
前世療法 過去生セラピー 心の癒しと探究ナビ
2013年11月19日