本当にしたい仕事に情熱を傾けるには この人生の目的と前世療法
個人セッション、スクール、セミナー、
ワークショップなどをさせていただいていると、
前世療法やヒプノセラピー、前世療法セラピストなどに
ご興味をお持ちの方とお会いする機会がたくさんあります。
最近、そんな方々に感じるのは、
現在のお仕事に対するストレスや葛藤、疲労感…など。
社会人としてきちんとお仕事をこなすには、
日々の体調管理やちょっとした心がけ、
モチペーションを上げることが必要になってきます。
ひとたび仕事を任されたならば、
おもしろかろうと辛かろうと、
途中で降りるわけにはいきません。
負けず嫌いの方などは、
ただこなすだけでは満足できず、
最高の結果を出すべく、
忍耐と努力で頑張り続けることもあるでしょう。
そんなお仕事が、実際のところ、その方の資質や才能を
表現できる場ではない場合があるのも、また現実です。
それは、面白くない、将来が見えない…
といったお気持ちばかりでなく、
日常的に襲ってくる不全感、小さな不満の鬱積となるでしょう。
「自分でなくてもだれでもやれる…」
「なぜ私がこの仕事をしているの…?」という気分から、
理由のわからない不快感、フラストレーションまで、
ご自分と仕事との不調和と軋轢が、
ついには慢性的に存在する状態となってしまいます。
これはお仕事のことに限りません。
たとえば家事や介護、
日常のルーティンワークなどにも言えることでしょう。
問題は、その方がお持ちの資質や才能、
そして情熱、意欲、個性などが
表現も反映もされないその場に、
とどまっていることから生じる奥深い葛藤なのです。
薄々そのことに気付いてはいても、さまざまな理由によってご自分を納得させたり、
妥協を続けていたりして、
新たな一歩を踏み出すことはないのです。
こうした状況にある方の周囲におられる方々は、
心の深層に怒りや不満、
攻撃的な気分がそれとなく伝わってきて、
敏感にそれを感じ取り、
何となく近寄り難いと感じてしまうことがあるものです。
表面上、和やかに話していても、葛藤を持つ方の心の中は波立って、
行き場を失ったその方の生命エネルギーが渦巻き、
時には内側から圧を増して爆発しそうになるかもしれません。
それを抑え込むことに、またエネルギーを取られ、
ストレスや疲労感が増幅されていきます。
ご自分を活かすことのできる何か、
時の経つのを忘れて打ち込むことのできる何か、
持ち前の資質や素晴らしい才能を心置きなく表現できるステージなどは、
この世界に存在しない…とあきらめていませんか?
私は、多くの方々の内側に、
鬱屈と不満とあきらめを感じ取る時、
やりきれない思いでいっぱいになります。
あきらめたり自分を納得させたりすることは、
かつて私にも経験があるからです。
気を紛らわせるために、
一時的な気晴らしや娯楽に逃げ込むのは、
非常に勿体ないことです。
これほど素晴らしいその方らしさが、
最高に輝ける場をついに見いだせずに
無駄になり錆びついていく…。
もしもある時、その方が、
この人生の目的、本当の望みを発見することが出来たならば、
あきらめて過ごしていた年月に、愕然とするかもしれません。
その方の潜在意識の中には、
今生、転生してくる前に立てた人生の計画が在り、
そこには人生のメインテーマや究極の目的などが含まれているものです。
葛藤、妥協やあきらめの中にいたとしても、
その方の本質的な部分=魂は、人生の目的を放棄することは、
おそらくしないでしょう。
潜在意識の中に、それが無かったことには出来ないのです。
人生の目的を探求されたうえで、
現実的にはやはり現状のままを選択されることは
あるかもしれませんが、
人生の目的を知ってそうするのと、知らずにそうするのでは、
後々、大きな違いが生じることになるのではないでしょうか?
これまでのセッションケースでは、
人生の目的を探求なさった方が、それを実現するのに困難を感じられ、
泣く泣くあきらめざるを得なかったということは
ほとんど聞いたことがありません。
むしろ「やはりそんな気がしていた…」と腑に落ちて、
納得していただけることがほとんどです。
そもそも最初から実現が不可能な計画や目的を定めて、
人は転生してくるものでしょうか?
私は、探求するのに遅すぎるタイミングや年齢は
無いと考えています。
本当は何をしたいのか?
何を求めてここにやってきたのか…が探求可能であることを、
一人でも多くの方々に知っていただき、
勇気と好奇心を持って潜在意識にアクセスされることを
心から願ってやみません。
前世療法 過去生セラピー 心の癒しと探求ナビ
2014年04月30日