前世で言えなかったその言葉を… 未完了のカルマの探求
何か上手くいかないことがあったり、
不運なことが続いていたり、
思わぬ障害や挫折を体験したりすると、
「一体 なぜ こんなことに…」と
考え込んでしまいます。
冷静に考えてみるならば、
人生には山あり谷あり、
良いことばかりを期待するほうが現実離れしていると
納得できるような気もするのですが、
辛い気分や暗い気持ち、情けなさは重く心に残っています。
過ぎ去ってみれば、ようやく落ち着いて、
不遇があるからこそ、自らを省みたり、
周囲に思いを向けたり、過去を振り返ったり出来るのだと
気付されるのです。
この過去を振り返るということ、
順風満帆の時には、なかなかしようとしないことかもしれません。
辛い出来事や不運に、近い過去や遠い昔の何かが関わっているとすれば、
その何かを振り返ってみることが、
変化を起こすきっかけとなる可能性が大いにあるのです。
現在の不遇に影響を与えた前世・過去生というテーマの前世療法で、
過去のもう一つの人生(=前世) へと退行していくと、
そこには、自分のようで自分ではない、もう一人の自分が生きています。
そして彼・彼女が体験する出来事を見ていくと、
特定の相手との間に、何か普通ではないもめ事や諍いがあったことが
わかることがあります。
トランスパーソナルに考えるならば、
その時、解決されていなかった要素は、そのまま持ち越されていき、
それがいわゆるカルマとなって、さまざまな影響を与えるようになります。
未完了の行動、感情、思考、
本当はしたかったのにしなかったこと、
本当はするべきだったのに出来なかったことなど。
たったひとことの言葉が、
後々の後悔の念や心残りの原因となり得ます。
過去は過ぎ去ったものであり、
今さらどうしようも出来ないと思われるかもしれませんが、
前世療法・過去生セラピーをさせていただいていると、
イメージの中で、未完了のものを解決して完了させることで、
その方の気持ちが解放されて癒され、
実際に物事が動き始めるのがわかることがよくあります。
カルマにはさまざまな解釈が成り立ちますが、
バランスをとろうとする魂の衝動によって、
ある特定の体験が引き寄せられ、出来事が起こると考えるならば、
未完了の要素を完了させることの意義や重要さを
軽視することは出来ないでしょう。
会いたくても会えなかった人と、もう一度再開を果たし、
あの時、言いたかった謝罪の言葉や感謝の気持ちを
伝えることができるのが、前世療法・過去生セラピーです。
どのような出来事が起こり、
その時、ライバル、敵対者、仇、裏切者、加害者、
愛着のある相手、家族、恋人 … … などとの間に、
果たしてどのような課題が残されたままになってしまったのか、
潜在意識に導かれながら、好奇心をもって探求してみませんか?
前世療法 過去生セラピー 心の癒しと探求ナビ
2014年04月20日