出会ってすぐに助けたいと感じた理由 前世療法セッションケース12
人の出会いと別れには、さまざまなドラマがあります。
中でもドラマチックなのは、
良くも悪くも、一瞬で何かを感じ取ってしまう
そのフィーリングと驚きです。
初対面であるにもかかわらず、
初めて会った気がしない相手と出会うという体験は、
どんな方でも、一度くらいはあるのではないでしょうか?
懐かしい感覚、どこかで一緒だったような気持ち…というのもありますし、
その反対に、初対面から、理由のわからない嫌悪や不快感、
敵意などを抱いてしまうこともあります。
前世療法・過去生セラピーをさせていただいていると、
こうしたことには、深い理由や原因があり、
出会いそのものが、実は必然であり、
探求されるのを待っていたことがわかることがあります。
一目ぼれ…という言葉がありますが、
一目見ただけで惹かれ合ったというよりは、
それ以前に存在していた親密なつながりが、
出会った瞬間によみがえり、
理性や思考を飛び越えて、気付かれ自覚されるということも
あるのではないでしょうか?
映画かものがたりのようにロマンティックであり、
また神秘的でもあります。
今回、ご紹介するセッションケース(体験談) 12 は、
相手のことをまだよく知らないうちに、
なぜかその人を「助けてあげたい」と思った理由を
探求する前世療法です。
このケースの興味深いところは、
前世・過去生で起こっていた悲劇的な出来事と、
現在、その方に起こっていることとの絶妙な重なり具合です。
そのキーワードは、「規則」と「自由」。
比較的、自由な国である現代日本に住む私たちには
想像しにくいことかもしれませんが、
理不尽な掟に縛られ、
理解が困難な数多くの規則を順守しなければならない…
そんな制限だらけの人生をイメージしてみて下さい。
はるか遠い昔、誰もが裸足で生活していたその村では、
人々を治め、秩序を維持し、子孫を残していくために
厳しいルールと絶対的な権威が存在していました。
その村は、きちんと統治され、皆が平和に暮らしていましたが、
実は、村人の一人ひとりが考えていたことや感じていたことには、
違いがあったようです。
「悪法も法なり」とばかりに素直に受け入れて、
その結果、生命を絶たれた人物もあれば、
異を唱えることはしないものの、
個人的な反逆として自ら死を選んだ人物も登場します。
共同体や組織の理不尽な掟やルールというものに対して、
私たちがどのような態度を取り、どこまで受け入れ、
どんな人生を選択するのかということを
このケースは考えさせてくれます。
人が、自分らしく、のびのびと、楽しく暮らし、
心から望む人生を送るためには、
時には思い切った手段を取る必要がある…ということも
示してくれています。
この前世・過去生で、相手を助けられなかったことが
カルマとなって持ち越され、このお二人は再会を果たしたようです。
「助けたい」という切実な思いは、
相手の命を助けたいということであり、
規則に縛られている制限から自由に解き放たれ、
自己実現が出来るように助けたいということでもあります。
ご興味のある方は、
前世療法 過去生セラピー 心の癒しと探求ナビ サイト の
「セッションケース12 どうしても助けたいと感じる理由は?
制限と自由にまつわる前世・過去生の探求」を
ご覧になってみて下さい。
助けたいと感じる理由を探求する 前世療法セッションケース(体験談) 12
2015年09月01日