前世療法・過去生セラピーセッションの中から何のために生まれてきたのか「この人生の目的」について、パートナーシップとお仕事の領域を中心に探求した前世のケース(体験談)を紹介します。前世療法を使って現状への理解、心の癒しと変容をサポートします。神奈川・スカイプ・藤沢・茅ヶ崎

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個人セッション ケース(体験談) 14

前世療法・過去生セラピーの個人セッションの実際の体験談をもとに、ありふれているように見える普通の生活が、
実は普通ではなかった前世、パートナーシップとお仕事を中心に、「この人生の計画」を探求した前世・過去生
ケース(体験談)をご紹介します。

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人生の計画 ライフプランはどのようにつくられるのか?

何のために生まれてきたのか…?
この人生には何か目的のようなものがあるのか…?
人生の転機を迎えた時や、暗礁に乗り上げた時、生きがいや目的を見失いそうになった時、
頭の片すみをよぎるのが、魂の計画、人生の目的というテーマです。

果たしてこの人生には、何か目的のようなものがあるのでしょうか?

生まれる以前に考え、検討し、練り上げた人生の計画=ライフプランは、思考によっては到達出来ないもの、
その答えを見つけるのは、容易なことではないかもしれません。

しかしながら、私たちの潜在意識の中には、転機を乗り越え、よりよい選択をするために役立つ情報や
癒しのためのヒーリングパワーが存在しており、前世療法・過去生セラピーによって、私たちはそれらにアクセスし、
現在に持ち帰って役立てることが出来ます。

セッションでは、はるかな時間を遡り、一つの前世・過去生を訪れた後、死後、次の転生に向けて
重要な計画を立てる場所
、すなわちプランニングステージへと赴くことが可能となります。

日々、前世療法のセッションをさせていただいて、ほとんどのケースに共通する要素は、
ある重要な前世・過去生の死後の振り返りと、次の転生への展望です。

さまざまな出来事を体験し、死を通過した後、魂は、今、終えた人生を振り返ります。
もしもそこに心残りや後悔、罪悪感などがある場合、それらのバランスを回復するための状況や出来事、人間関係などが
計画の基礎部分に置かれることになります。
また未完了の何かがあるならば、完了に向かわせるための計画が盛り込まれます。
これが、いわゆるカルマバランスです。

魂の状態では、生前よりも拡大した広い視野で、傾いたバランスを調和させるためのよりよい選択や、それに役立つ諸条件を吟味、検討し、時には協力者 (他の魂) の助言なども取り入れて、計画を立てていきます。

未完了の出来事を完了させるために必要な人々、次の転生(今生)で再び出会う必要のある人々とは、お互いに合意し合って、出会うタイミングや場所を決め、役割などを引き受けます。

パートナーシップとお仕事、家族、家庭生活、そして文化と時代背景などは、計画の中でも
とりわけ重要な領域となるでしょう。

日頃、考えることのない壮大なテーマ 潜在意識の中から気付きを受け取る

魂の計画、人生の目的が、前世療法において、たいへん人気のあるテーマであるのは、
生きることに対する意義深さや生きがい、自己という存在の、他者とは異なる意味や価値を確かめてみたいという
根源的な欲求によるのかもしれません。

前世療法によって、人生の計画を探求したいと思われる方々は、あらゆる世代に渡っています。

その中でも特に目立つのは、30代後半から40代前半のいわゆるアラフォーと呼ばれる方々です。
人生の折り返し点に立ち、行く末を見つめた時、お仕事や恋愛、結婚、出産、家庭生活など、
後半生をどのように生きていくのか、重大な選択を迫られる時期であることがその理由となるのでしょう。

特に女性の場合は、出産に適した年齢の制限が、お仕事やライフワーク、住む場所などにも影響を及ぼし、
そこからさまざまな迷いや葛藤が生じることも少なくありません。

このケースのクライアントの Jさん は30代後半、就職してから現在まで、キャリアを堅実に積み上げ、
恋愛経験もあり、将来、家庭を持つことが視野に入っている、聡明でポジティブで行動的な女性です。

現状では、特に周囲と違うユニークなことをしているわけではなく、どちらかといえばよくある平均的な状況と言えるかもしれません。

結婚も子育てもしてみたいし、するつもりではあるけれど、どんなものかあまりよく分からず、具体的にイメージが湧かない様子です。

キャリアを積み上げ、収入が安定している今のお仕事と、ご自分の能力や資質を試すチャレンジ、恋愛の対象となる相手との心の距離や物理的な距離、この先、何が起こるかわからない不安…、心が揺れる要因が、幾つか重なり合っていました。

女の子に降りかかった思いがけない出来事

今生の人生の計画に関わりの深い前世・過去生に退行してみると、
最初に現れたイメージは、膝下丈の白いドレスを着て、茶色の長い髪を束ね、緑色の目をした、6歳の可愛らしい女の子でした。

長身でスーツを着込んだ父親と共に、街に買い物に来ています。
それほど賑やかな街ではありませんでしたが、大好きなお父さんと一緒にいろいろなものを見て歩くのは、
とても楽しいことです。

女の子は、父親と兄の3人家族、穏やかに仲良く暮らしていました。

彼女には、お母さんがいません。
彼女がまだ幼い時、母親は、ほかに愛する人が出来て、この家を出ていってしまったのです。
残された家族の中で、女の子は健やかに成長していき、暮らしぶりもまずまず裕福でした。

ところが、その後、思いも寄らないことが起こります。

その子は突然、病にかかり、部屋から出られなくなってしまったのです。
体を起こすことは出来るものの、部屋の外に出ることは、全く出来ない状態です
この場面では、まだはっきりしていませんが、印象としては、心臓発作、てんかん、パニック障害のような症状です。

熊のぬいぐるみを腕に抱いて、きれいに整えられた清潔な部屋で、一人ぼっちで過ごす女の子、
家族は、たまに顔を見せに来るだけでした。

このような単調な日々が過ぎていき、女の子は、22歳になりました。


過酷な人生 孤独と苦しみ

外に出られないのは、父親が、女の子を外出させないように、引き留めていたためでした。

実は、この女の子は、時々、精神的に不安定になると、混乱して大声でわめき散らすことがあったのです。
そこで、周囲の人々から変な子どもだと思われないように配慮して、この子の存在が、人目に触れないように、隠していたのです。

世間体を気にして…というよりは、むしろ女の子が、心無い言葉や視線に傷付くことのないように、何とか守ってやりたい…という親心からでした。

最初の発作は、馬車の事故で女の子が大怪我をして、頭部と体に傷を負った後に、前触れもなく起こりました。

治療の甲斐あって、身体の怪我のほうは治ったのですが、発作が起こると、女の子は気持ちを抑えることが出来なくなってしまいます。
そのような時は、父親に向かって、別人のように、大声で怒鳴りちらすのです。
そればかりではありません。大好きなお父さんを叩いたり蹴ったり、次第に暴力さえ振るうようになっていきました。
このような時、女の子は、まるで何かにとりつかれたように豹変し、凶暴になってしまうのです。

「私は変な子ではない…」「普通の生活がしたい…」
心の中ではそう思っていましたが、家の外へ出たり、家族以外の誰かと会話をしたり、コミュニケーションを取る機会はありませんでした。

娘を守ろうと苦労を重ねて疲労困憊した父親は、やがて病気で亡くなります。
兄は結婚して家を出ていき、自分の家庭を持ちます。

こうして女性を閉じ込めておくものは何も無い状況となりましたが、相変わらず一人で出歩くことはしませんでした。
あまりにも長い間、外部との接触を絶たれていたため、外へ出ることが怖くなってしまったのです。
勇気を奮って外出してみたとして、人々や街の様子がどうなっているのかわかりませんし、もしかするとまた発作が起こり、誰かに暴力をふるって傷付けてしまうかもしれません。

当時は、脳に損傷を受けてコントロールが出来なくなってしまう症状に対して、治療する手立てがありませんでした。
人目を避けて、ひっそりと暮らすほかはなかったのです。

同じ状態のまま、歳月が流れ、保護してくれる家族も無くなり、女性は40代になりました。
ついに生活するためのお金が底をついてしまいました。

「死にたい…」
頼りにしていた父親を失い、心の支えも、生きる張合いもありません。
早く死んでしまいたいと思った彼女は、次第に食事をしなくなります。

兄とその家族に支えられ、回復する

兄は、この妹を見捨てませんでした。
58歳になった女性は、今、車椅子の生活をしています。
兄と兄の妻、そして二人の子どもたちは、時折、女性のもとを訪れ、皆で和やかな時を過ごします。
部屋から庭へ出て、植物の世話をしたり、庭の手入れをしたりして過ごす穏やかな日々、気持ちも落ち着いています。
兄夫婦は、経済的にも精神的にも支えてくれています。

仲の良い兄の家族を間近に見られることは、女性にとって喜ばしいことです。ずっと一人で暮らしてきた女性は、この幸せな家庭の中に自分も入れてもらい、優しく接してもらえることが嬉しくてなりません。
その反面、「病気であるとはいえ、私は兄の家族に何もしてあげられない、申し訳ない…」という気持ちがありました。

女性の発作は、いつの間にか、起こらなくなっていました。
60代になった時、ようやく発作の原因が解明され、良い薬が手に入るようになったのです。
「もっと早く、もっと若かった時に、治りたかった…」

その後、兄が亡くなり、女性もいっそう年老いていきます。
「兄はもういないし、私は早く死んだほうがいい…」
兄の家族は、皆、今までと変わらず良くしてくれますが、女性はそう思わずにいられませんでした。

そして、女性は肺を患い、兄嫁とその子どもたちに見守られながら、穏やかに息を引き取りました。70歳でした。


孤独のうちにひっそりと生きたこの生涯を振り返ると…

今、魂は体を離れ、雲の上のような場所にいます。
振り返ってみて思うのは、「たいへんな人生だった…」ということです。

閉じ込められていることは辛いことですが、その原因が自分にあったこと、意志の力で抑えられない暴言や暴力衝動であったことは、もっと辛いことでした。
そうであるからこそ、見捨てることなく、家族が常に、自分を影で支えてくれていたことは、本当に有り難く、嬉しいことでした。

この転生の最大の後悔は、「何も、何一つ、出来なかった」ということです。

まだ幼い頃から発作が起こるようになってしまったため、一人の人間として、自立した生活を送ることが出来なくなり、
望む人生を自由に歩んでいく可能性は、断たれてしまいました。
また、周囲の人々との親密なつながり、遊びや楽しみ、生きがい、充実感、仕事やライフワークの達成、家庭生活など、ごく普通の人間的な体験が全て奪われ、生きる喜びがほとんどありませんでした。

生涯を通じて、家族にたいへんな迷惑をかけてしまった…という後悔も残っています。

魂となって振り返ってみると、自分の衝動をどうしても抑えられず暴言を吐いて暴れたのは、自分の弱さや欠陥のせいではなく、病気のためであったことを、ようやく理解できました。
女性は、この過酷な状況が死ぬまで続いた過去生の生涯から、「我慢をする」という資質を培いました。

時代は、おそらく1830年頃、ドイツの転生でした。


人生の計画を立てるプランニングステージへ

魂が、次の転生のライフプランを立てようとする時、単独で立てる場合もあれば、協力者や助言者と一緒に検討する場合もあります。このケースでは、3人の長老格の存在がいました。

次の転生の計画のメインテーマは、自分で決めて動くこと。
具体的には、自分で働いて生計を立てること、仕事を通して自分を表現することです。
仕事について、さらに詳しく計画を見ていくと、ひとところにいてはいけない、いろいろな仕事を経験する、転職もあるとのことです。

一般的に考えると、仕事を次々に変えていくのは、望ましくないこと、歓迎されないことと思われがちです。けれども、先ほどの過去生を考えてみるならば、そもそも一つの仕事に就くことすら叶わなかったのですから、今度こそ、さまざまな職種を体験してみたいと思うのは自然なことです。経済的な自立を果たすことも、父や兄に迷惑をかけてしまったという思いが残っていたためでしょう。

今までしたことのないことを体験する…
それが、もう一度生まれ変わって、新しい人生を始める主要な動機となります。

これまでのさまざまなケースを振り返ってみると、前世・過去生で打ち込んでいたことを、次の転生でも続けていく計画も、全く無いわけではありません。しかしながら、そのような場合でも、一つの転生で培った資質や成果をさらに発展させていったり、これまでとは異なるアプローチをとってみたり、あるいはグループやチームで取り組んでいたことを、今度は個人としてトライしていくというように、全く同じことを繰り返すことは、ほとんどありません。

現代の生活を考えてみると、学生生活を終えて、何らかの職業を選択し、就職をするのは、ごく普通のことかもしれません。むしろありふれていることで、大多数の人間が通る道であると思われることでしょう。ところが、このケースのような前世・過去生を体験していたら、その平凡な生き方や職業生活が、どれほど意義深く、価値あるものであるか、容易に想像していただけると思います。

さらに言えば、仕事もコミュニケーションも、そして恋愛や結婚も、この過去生では全く縁が無く、可能性が閉ざされてしまったので、現在、それらに対して、理由のわからない不安を抱いていたとしても無理はないことでしょう。

これといって特徴のない人生のコースを歩んでいる平凡な自分…。
もしもそのようにお考えの方がいるとしたら、あるいはご家族やご友人にそんな方がいるとしたら、その方本人にとって、それがかけがえのない達成や喜びであるかもしれないという可能性を考えてみて下さい。
面白味がない…ですとか、単に手堅く生きているだけと、周囲には映るかもしれませんが、それだけではない深いレベルの切実な思いが隠されている場合があるということ、前世療法 過去生セラピーでの探求は、それを教えてくれます。

このケースの Jさん は、一見、堅実に生真面目に王道を歩んで、キャリアを積んでいるように見えるかもしれませんが、そのことは、吟味され検討され立てられた計画の見事な実現であり、主観的には、かけがえのない素晴らしい体験であることを、 Jさん の魂はよく知っているのです。

ですので、 Jさん は、そんなご自分の在り方に、迷いが生じることがあったとしても、どこか深いところで確信を抱いて進むことが出来ていたのではないかと私は感じました。

Jさん が、前世・過去生で実現出来なかったもう一つのテーマは、パートナーシップです。
恋愛も、結婚も、出産も、子育ても、全てが不可能であった状況から、魂は、今度こそ、望むパートナーシップを築きたいと願います。「パートナーシップとはどのようなものであるか、経験的に理解して分かる」という体験です。
計画を見ていくと、一人の人と長い間、共に過ごし、家族となって穏やかに暮らすこと、子どもを授かって、子育てをしながら、子どもとはどのようなものであるかを経験的に学ぶことがわかりました。

私どもの前世療法では、もしもその方が、具体的な情報を必要とされている場合には、パートナーとなる方の人柄や、何歳で出会うのか、どのような場面で出会うのか、子どもはどんな子が何人授かるのか、家庭生活はどのようなものになるかという人生の計画の細部まで分かるように誘導していきますが、ここでは、プライバシーに配慮して、詳細については記載を控えたいと思います。

他のケースのご紹介ページでもお伝えしていることですが、魂が立てた人生の計画は、あくまでも「大枠」のテーマや出会い、チャレンジであり、そこには裁量の余地がたくさん含まれています。全てが宿命のようにきっちりと定められているわけではありません。ですので、将来、夫となる相手と初めて出会う年齢や、授かる子どもの数などは、必ずしも計画のとおりにいくとは限らないことを知っておいていただければと思います。

前世・過去生での閉塞的な暮らしから、いきなり社会生活や子育て…?
それでは少し重荷にならないかと思われるでしょうか?
実際に、今の人生において、家庭も子育ても、どうしたらよいのかわからない…という漠然とした不安を、Jさん はお持ちでした。ずっと閉じこもったままの生活だったのですから、無理もないことです。
魂は、その点についても、考慮していました。夫は、 Jさん を優しく見守り、いつもあたたかくサポートしてくれる器の方であり、子どもたちも、母親となる Jさん を逆にサポートしてくれる存在となるということでした。

家庭も仕事も…それだけで盛りだくさんな計画に、さらに追加されていた計画は、広い外の世界へ出かけて行くというものでした。いろいろな国を訪れて、自分という存在をオープンにすること、有名になることは、前世・過去生の引きこもり状態とは、まさに真逆の人生であり、実現出来ずに未完了であったことが、今度こそ、完了に向かっていく流れとなっています。

この計画の全体を通して続くのは、「忙しさ」の体験です。新しいもの、未知のものに魅せられ、引き寄せられながら、自由さや遊び心を追及していくことも、自然な願望や衝動だと言えるでしょう。

ダイナミックで多彩な人生の体験、自立と自主性、実際に行動し、体験しながら理解を深めていくこと、人との絆、それは、もしかすると傍目には人並みの普通の人生に見えてしまうかもしれません。が、Jさん にとっては、心躍るかけがえのない新しい体験、広大な世界のステージへ、新たに踏み出すことにほかならないと、お読みいただいた方々も、納得していただけることでしょう。



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