新たなスタートに立ち、自分を更新する
節分、そして立春を迎えるこの時期、
新たなサイクルのはじまりです。
今まで何となくすっきりしなかったとしても、
今から全てをリニューアルできる絶好のチャンス。
今までしたいと思っていたのに、
なかなか出来なかったことはありませんか?
季節のめぐりと宇宙的なエネルギーが、
後押ししてくれるのですから、
思い切ってチャレンジしてみてはいかがでしょうか?
私は、今、新しいホームページを作っているところです。
セラピストとなってからの年月と経験が、自然な形で、
新しい仕事の形へと変容を促してくれています。
これまでとは違うメニューとセッションを
間もなくご案内できる見込みですので、ご期待下さい。
人は安定を求めます。
どんなものであっても、しばらくとどまってなじんでくると、
いつの間にか腰が重くなってきて、
いつもどおりの安心感の中で、
ぬくぬくと過ごしてしまいがちになりますが、
本当は、この宇宙には、
ひとところに留まっているものは何も無いと言われます。
全てのものが、動き、進み、変化していくのです。
自然にそうなっていくこともありますが、
気合いを入れないと動けないこともあるかもしれません。
何かに追い立てられるように、
前進や変容をせざるを得なくなる状況もあることでしょう。
たとえば、親しい相手との別れ、お仕事の配置転換や
転勤、転職、ご病気、災害、環境の変化など。
自分では、何もしていないはずなのに、なぜか背中を押されて
一歩踏み出すことになります。
それが一見、不運や不幸のようであっても、
そこから良いものを受け取ったり、長い目で見てみると、
結果的に成長が促されたりということもありますので、
へこむことなく、進んでいきましょう。
生まれてから一歳ずつ、年を重ねるように、
今までも、これからも、刻々と変化していくことを少し意識してみると、
人生の味わいや視野の広がりがいっそう大きくなるかもしれません。
あるセミナー講師の方から、興味深いお話を聴きました。
「ごはんとパン、どちらにしますか?」
「コーヒーと紅茶、どちらにしますか?」 などと訊ねられると、
ほとんど無意識のうちに、それまでに習慣となっていたほうを
人は機械的に答えるというのです。
それは、「さて、どちらにしようか?」とあらためて思考して選び、
答えるのではなく、自動的な応答になります。
このようなことがたくさん積み重なって、自動反応で生活し、
新しい事物や体験、それに伴ってあるかもしれない感動までもが
次第に失われていくとしたら、残念であり、恐ろしいことです。
そうならないためには、どうしたら良いでしょうか?
新しい気持ちや、更新する意図を、
どのようにしたら持ち続けることが出来るかというのは、
深くて難しい普遍的なテーマですね。
過去の習慣や、慣れ親しんでいる物・場所にしがみつくのを止めて、
敢えて新しい体験へと向かう姿勢を持てるように、
勇気をもって進むことを、心がけていきたいと思います。
節分と立春は、それを後押ししてくれるパワフルな節目。
年に一度、必ず訪れて、
新しい選択と更新・リニューアルのために背中を押してくれる
この特別なチャンスを逃すことなく、
最大限、活かしていきたいものですね。
2019年02月04日