前世療法からヒプノセラピーへ
前世療法 過去生セラピーと、ヒプノセラピーは、
別々のセラピーと考えられることがあります。
皆さまはどのようにお考えでしょうか?
前世療法は、催眠状態で、潜在意識の中から現れる
いわゆる前世・過去生のイメージ世界を訪れます。
催眠状態で潜在意識にアクセスするという点では、
ヒプノセラピーと同じ方法ですので、
前世療法も、ヒプノセラピーの一種と考えることができます。
前世療法はたいへん人気のあるセラピーですので、
前世療法からヒプノセラピーというものを知った…という方も、
もしかするといらっしゃるかもしれません。
私どもが、スクールで前世療法を学んでいた時は、
ヒプノセラピー(催眠療法)という大きなくくりの中の
一つの種類(ジャンル。メニュー)が、
前世療法 過去生退行セラピーでした。
どういうことかを説明するのには、
まずヒプノセラピーの中のさまざまな種類について
お伝えするとわかりやすいかもしれません。
ヒプノセラピーには、大きく分けると
退行するタイプのもの(退行療法)と
退行しないタイプのもの(暗示療法ほか) があります。
退行するタイプの中に、前世・過去生へ退行する
前世療法 過去生セラピーが位置付けられます。
退行するものとしては、
ほかに、年齢退行と胎児期退行、
そして未来順行と未来世療法があります。
最新の多次元セラピーは、退行療法です。
退行しないものとしては、
インナーチャイルド、インナーペアレント、
サブパーソナリティ(副人格)、ハイアーセルフなどが
ポピュラーなメニューでしょう。
ヒプノセラピーには、
上記以外にも、さまざまなメニューがあり、
その方のご希望や状況に応じて、
さまざまな要素を組み合わせて行うことが出来ます。
前世療法は、たいへん深い癒しや気付きをもたらしてくれますが、
ヒプノセラピーの他の種類も、
それぞれに異なる効果を持ち、
いずれも優れた癒しのツールとなります。
身体的な問題からメンタルな問題まで、心の深層に触れて
心身に癒しをもたらし、
その方が望む変容を起こすことが出来ます。
もしも前世療法を体験されたことがあるならば、
ヒプノセラピーの中の退行療法、たとえば胎児期退行なども、
きっと楽々とスムーズにお試しいただけるでしょう。
記憶や思考を巡らすことによっては、
行き着くことがかなわない、
広大な潜在意識の領域には、
前世・過去生のデータだけではなく、
胎児期、幼少期、そして未来や未来世のデータも在り、
その方がアクセスするのを待っています。
時間軸を越えて進む旅は、
驚きと発見に満ちています。
そして潜在意識の中には、
その方に元々具わった自己治癒力のパワーもあります。
ご自分をもっと癒したいと思われる時、
潜在意識の中に蓄積された、
複数のさまざまなデータと自己治癒力を組み合わせて、
いっそう効果を上げるセッションをすることが出来ます。
前世療法を含むヒプノセラピーの全体像については、
ヒプノセラピーで心を癒す サイトに詳細がありますので、
ご興味のある方は、ぜひご覧になってみて下さい。
2014年07月14日