前世療法、ヒプノセラピー、そして多次元セラピー
初めて個人セッションにお越しいただいた方から、
よくたずねられるのが、
ヒプノセラピー、多次元セラピー、前世療法の違いです。
この三つに共通するのは、催眠状態で行うセラピーであること、
潜在意識にアクセスする癒しのツールということでしょう。
ヒプノセラピーとは催眠療法。
通常の意識の状態から催眠状態に移行すると、
潜在意識にアクセスできるようになります。
潜在意識の中から現れるさまざまなイメージを受け取りながら
解放と癒し、カタルシス、問題の改善、軽減などを
もたらす手法がヒプノセラピーです。
ヒプノセラピーには、暗示療法と退行療法があります。
多次元セラピーは、退行療法の新しい手法です。
多次元セラピーは、退行療法ですから、
年齢退行、胎児期退行、前世療法などを全てカバーしています。
しかしながら、従来の退行療法、
日本国内で広く普及している退行療法とは、
大きく異なる点が多々あります。
そういう意味では、新しい退行療法、
まだ日本に紹介されて間もない癒しの手法と考えてよいでしょう。
具体的に、どんなところが異なるのかについては、
ここにご紹介しきれないほどたくさんあります。
多次元セラピーの詳細については、
多次元セラピー専門サイトにも記述がありますので
ご興味のある方はご覧いただければと思います。
前世療法とは、退行療法の中の一つの手法です。
催眠状態に導かれ、いわゆる前世に退行していきます。
その方が知らないもう一人の自分、
異なる時代に異なる場所で生きていたもう一人のパーソナリティが
どんな体験をしたのか、どんな人生を過ごしたのかを再体験し、
解放と癒し、理解と受容、気付きと洞察などを受け取り、
その結果として心身が癒され問題が解決していくセラピーです。
前世療法には、セラピストによって、さまざまな進め方があるようです。
セラピストのバックグラウンドや死生観、世界観などが反映されやすく、
そのあたりから多様性が生まれるのかもしれません。
さらに前述しましたように、
従来のオーソドックスな前世療法と、
多次元セラピーの前世療法では、
こちらもまた異なる点がたくさんあります。
「前世」「過去世」が本当に存在するのか否かについては、
さまざまな考え方がありますが、
前世療法に、心身を癒す一定の効果があることは
既に認められつつあると言っても良いでしょう。
前世や輪廻転生は、トランスパーソナルな人間観に立つことで
視野に入ってくるものです。
たとえ前世に対して半信半疑であっても、
前世療法を体験していただくことはできます。
それをどう解釈するかはさておき、
これまでに出会ったことのないイメージの領域に触れ
潜在意識の深みや広大さを体験していただくことが
出来るのではないでしょうか?
2013年10月13日