才能が足りないとあきらめる前に
「こんな人生を送りたい」
「もっとこうなりたい」
日頃から、このような願望を持って過ごしているのであれば、
目標に向かって努力をなさっているかもしれませんし、
もしかすると漠然とそう願っているだけかもしれません。
そうであっても、達成したい夢や具体的なゴールがあるのは、
素晴らしいことだと思います。
問題なのは、たしかに持っていたはずの夢や目標を、
いつしか意識しなくなり、ついには忘れ果ててしまうこと。
そこには、「あきらめ」があるのではないでしょうか?
どうせ自分には無理… と思って、
高望みしないように生きていませんか?
一人の人間の中には、ご本人も気付いていない才能や資質が、
数多く存在し、眠っています。
それは、自覚されることなく活かされて日の目を浴びることもない、
まさに潜在的な能力・資質です。
自分にもっと才能があったならば、
達成できるかもしれないこと、
たとえば、もっと社交的になって人脈を広げたい、
リーダーシップを高めたい、
もっと豊かな暮らしをしたい、など。
こうした願望を、願望のままで終わらせずに
眠っている才能や資質を見つけ出し、
この人生で活性化して使っていくことが出来ることを
あなたはご存じでしょうか?
トランスパーソナルな観点では、
人は輪廻転生を繰り返しながら、
人生経験の幅を広げ、さまざまな能力を高め、
進化していくといわれています。
すなわち、転生の回数が多くなればなるほど、
一般的には、能力や資質が向上していくことになります。
ところが、一回ごとの転生には計画があり、
それぞれに異なるテーマや課題が盛り込まれているため、
全ての才能がまんべんなく
一つの転生に集約されているわけではないのです。
「豊かさ」を探求したある転生では、
豊かさにまつわる多様な資質が使われ開発されますし、
「家族や家庭」をメインテーマとする転生においては、
家族間の愛情と憎悪、絆、責任、家族を守るための資質などが
伸ばされ成長していきます。
…ということは、
過去生において開発され活かされた才能が、
今生では、発揮されることがなく、
眠ったままになっているということも、よくあるのです。
たとえば、責任あるポストに就いて、周囲から期待されていても、
気後れしてしまって、
なかなかリーダーシップを取れないという場合を
考えてみましょう。
多くの方は、自分はその器ではないのだ、
リーダーシップなど生まれつき持ち合わせていない…
と考えて、あきらめてしまいがちです。
ところが、そうではありません。
過去のいずれかの転生で培ったリーダーシップや自信、
自主独立、能動性などの眠っている資質にアクセスし、
現在にそれらの才能を持ち運んで、活性化し、
使えるようにすることが出来るのです。
前世療法は、こうした目的にも、大いに役立ちます。
通常のセッションと同じ時間枠で行っていますので、
ご希望の場合は、
事前カウンセリングの際にお知らせいただければ、
すぐに行えます。
さて、リーダーシップを発揮できないという例について、
もう少し深いレベルで見ていきますと、
実は、リーダーシップを阻害するような不快な体験か、
あるいは、自信を失くして使えなくなってしまった体験が、
どこかの過去生に存在していたということも
可能性としては大いにあるでしょう。
そこで、自信を失いリーダーシップを使えなくなってしまった
決定的な体験の過去生まで戻り、
その体験を十分に癒して、
リーダーシップを再び取り戻すことが出来ます。
まずは原因となった過去生に退行し、癒して解放し、
そののち、最高度のリーダーシップを発揮して
充実し、幸福だった過去生をおとずれて、
その素晴らしい達成と自信のエネルギーを体感し、
今生に持ち運んで活かすことが可能です。
この場合は、2回の前世療法セッションで、
行うことになります。
ご自分の中に、過去生で培った数々の才能や資質が眠っていて、
活用されるのを待っている…と想像してみて下さい。
それらにワークすることなく、簡単にあきらめてしまうのは、
たいへんもったいないことだと思いませんか?
前世療法は、前世・過去生への好奇心や興味から、
過去生でご自分が何をしていたのかを見に行くだけではなく、
今、この人生にとって役に立ち、有意義で、
現実に肯定的な価値をもたらすものであることを
ぜひ知っていただければと思います。
2018年03月28日