前世療法・過去生セラピーの個人セッションの中から、どうしてもその人を助けたいと強く感じる理由を探求する前世のケース(体験談)を紹介します。前世を探求する前世療法に多次元セラピーを併用し今生との関連の理解、心の癒し、望む変容をサポートします。神奈川・スカイプ・藤沢・茅ヶ崎

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個人セッション ケース(体験談) 12

前世療法・過去生セラピーの個人セッションの実際の体験談を元に、
最近出会ったある人物を「どうしても助けたい」と感じる理由を探求する前世・過去生
についてのケースをご紹介致します。

人と人との前世の絆 なぜ出会ってすぐに助けたいと思うのかを探求する…

前世療法のセッションで、特定の人物との関係を探求していくと、
私たちがこの人生で出会う人は、前世・過去生においても、
何らかのつながりがあった人物であることがほとんどです。

人と人との出会いは、偶然のようであっても、
実はそうではなかった…ということを、
前世療法のセッションで発見することはよくあることなのです。

初対面で嫌な印象を抱き、天敵のような相手と感じた人物がいる一方で、
その反対に、出会った瞬間に相手に強く惹かれ、忘れられなくなる相手もいます。

その背景には、いったいどんな出来事があったのでしょうか?

再び出会うことになったのが、カルマ・ダルマであるとすれば、
この人生を越えたところにある
もう一つの人生のイメージ世界を訪れてみないとわかりません。

出会ってすぐに、言葉では表現出来ないフィーリングやひらめきがやってくる時、
それは理屈を越えたところで、
魂同士がお互いを認め合う瞬間かもしれないのです。

ご紹介するJさんのケースでは、Jさんが、あるきっかけでFさんと出会い、
出会った時点から、Fさんのことが強く印象付けられたことが発端となりました。

ソウルメイトやツインソウルに出会うと、
たちまちそのことに気付いて、独特な感情が湧くことが多いと言われます。

Jさんの場合は、Fさんに心惹かれただけではなく、
「 Fさんを助けたい、力になりたい」という強い気持ちが湧き起こってきたため、
なぜそんな気持ちになってしまうのか、前世療法で探求してみたいと思われました。

Fさんは、外国人です。
現在は祖国を離れ、日本国内でお仕事をなさっていますが、
今、助けを必要としている状況かと言えば、そんなことはありません。

経済的に困ることはなく、母国の親子関係、兄弟姉妹など家庭環境も円満で、
特にお悩みもない様子です。

「助けたい…」というのは、説明のつかない不可解な衝動でした。

Fさんと出会い、助けたいと感じていることに影響を与えた前世・過去生の探求は、
こうして始まりました。


平凡でありながら、実はそうではなかった出会い その後…

Jさんは、聡明で快活、安心感を与える雰囲気の40代の方です。

地に足が着いている真面目な社会人として、堅実に暮らしてこられました。

前世やソウルメイトのことはご存じですが、
スピリチュアルなことに、特別にご興味があるわけではありません。

ある時、ふと思い立ち、語学のスクールに申し込みました。
それ以前は、その言語に特別な興味を抱いたことはなく、
むしろ苦手意識のほうが強かったそうです。

それから一ヵ月経ったある日、
その会話クラスの講師として、外国人の Fさんが赴任してきました。

Fさんは、Jさんよりも20歳以上も年が若く、
日本に来るのも、講師として働くのも、これが初めてでした。

週に一度のグループレッスンですので、
数人の生徒さんが一緒に学びますが、
真面目で熱心で外見が美しい Fさんは、クラスの生徒さんたちから歓迎され
たちまち人気講師となりました。

Fさんは、始めのうちは表情が硬く、
少し緊張しているように見えたそうです。

その様子を見た年上の Jさんは、さりげなく面白い質問を投げかけたり、
楽しく笑えるような冗談を言ったりしました。

Fさんの心は少しずつほぐれ、笑顔が見られるようになっていきます。

既にこの頃から、Fさんを支え、助けたいという思いがあったのでしょう。

実は、Fさんは、ある大きな団体から派遣されて赴任した講師、
会話のレッスンとともに、その団体のPRを進める役割を担っています。

その団体は、内部の規律がきわめて厳しいことで知られていました。

異国の地では、講師が生徒と、クラス以外の場所で話をしてはいけない決まりがあり、
一対一の場合、電話もプライベートで会うことも禁止されていました。

異性としてお付き合いすることは、当然のことながら禁止されており、
メディアの視聴も制限され、来日している間、個人として、
好きな場所を訪れることさえ出来ないということです。

詳しいことをここに書くのは控えておきますが、
講師は、原則として常に複数で行動することになっており、
まるでお互いを監視し合うかのようなシステムなのだそうです。

さらにその団体が属する上位組織では、
結婚や職業選択、日常生活のルールなど、
人生全般に渡って決まり事がありました。

Fさんは、将来を期待された、若く有望な講師・広報担当として、
真面目に規律を守り、職責を果たしていたのです。

Jさんと Fさんは、共に独身でしたが、
恋愛や結婚を意識していたわけではないことを
お伝えしておきたいと思います。

初めて会ったのではないような印象と、
今までほかの人には感じたことのない不思議な思いがあり、
何故なのか理由はわからないものの、
とにかくFさんを助けてあげたいと、Jさんは感じていたのです。

その思いを誰にも伝えることなく、
クラスの規則を守り、他の複数の生徒さんたちと共に、
語学に関する話題や質問などをしていただけでしたが、
そうであっても、そのクラスに通うのは、たいへん楽しいことでした。


突然の別れ…  Jさんの言葉でFさんが泣き出した理由は?

数か月後、思いがけない別れが訪れます。

Fさんが、他県の辺境にある別の拠点のクラスへ
転勤することになってしまいました。

この数か月のことを思い起こしてみると、Fさんとの出会いは、
Jさんにとって、何か特別な意味があるように感じられてなりませんでした。

それは、Jさんの一方的な思い込みではなかったようです。

実は Fさんのほうにも、似たような気持ちがあったのではないかと
感じさせるようなエピソードがあります。

ある時、クラスで習っている外国語を使って冗談まじりに会話をしていた時、
Jさんが何気なく発した言葉を聞いた途端、
Fさんが泣き出してしまったのです。

それは、もしもJさんが「明日まで生きていたらね…」という、
深刻さなどは全くないユーモラスなジョークの表現だったため、
ぽろぽろと涙を流し続けるFさんを前に、Jさんは驚きました。

言葉の表面的なやり取りから、涙を流す理由を見つけることは出来ません。

Fさんにとって、Jさんのその言葉は、過去(または遠い過去生)の出来事の
何かを想起させる言葉を含んでいたのでしょうか?

Fさんの潜在意識に残っている、前世・過去生の出来事の記憶が、
この言葉によって、刺激されたということなのでしょうか?

Jさんは、その時のことを忘れることが出来ませんでした。


普通はあり得ないような 思いがけない再会

この団体の規則に則り、会話クラスの講師には、しばしば転勤があるということです。

もう二度と会うことは無いだろうと思っていた Jさんでしたが、
予想もしていなかった喜ばしい展開がありました。

数か月後、Fさんは再び転勤し、
Jさんの住む場所の隣町のクラスに着任したのです。

気軽に訪ねていくことも、親しくお話をすることも、
規則によって許されてはいませんでしたが、
近くにいるということは、それだけで嬉しく喜ばしいことです。

そればかりか最寄り駅の近くで、Jさんは、
何回か、Fさんの姿を見かけることがありました。

この頃、Jさんには、お互いに何かつながりがあるという
確信に近い感覚が生まれていました。

この世に偶然はないと言いますが、
会う機会はもうやって来ないと諦めていた Fさんと、
自宅近くの街角で数回、顔を合わせることになったのですから、
ご縁の深さを感じたとしても、自然なことではないでしょうか?

出会いと別れ、そして再開を経た今、Fさんを助けたいという切実な気持ちは、
いっそうはっきりとしたものになっていったようです。

もっといろいろなお話をしてみたいと願う Jさんでしたが、
厳しい規律に縛られていてほとんど自由時間がないFさんに
会いに行こうにも、会うことはかなわず、心が落ち着きません。

Jさんには、20歳も年下の Fさんに対して、
まるで仲の良い親友同士か、あるいは恋愛感情にも近いような
親近感と愛情を感じていることへのとまどいがあります。

ここまで、状況をお伝えするのが長くなってしまいましたが、
いよいよ前世・過去生でこのお2人の間に何が起こっていたのかを
ご紹介していきたいと思います。


前世療法セッションで…   前世・過去生の J さんはどんな人?

前世・過去生に行き着いて、最初に現れたイメージは、
緑の草原に一人、裸足で立っている男性でした。

見たこともないような服装、肘の上あたりまで袖があり、
襟のない服は、厚手の革(?)のような素材で作られたシンプルなものです。

欧米風の彫りの深い顔立ち、
背中まで伸び、ウェイブしている長い髪。
彼は熱心に何かを探している様子です。

彼が探していたのは、奥さんにプレゼントするための首飾りでした。

森の中で仕事をしている彼は、昨夕、仕事帰りに、
暗がりの中で首飾りを落として、失くしてしまったのです。

森の中の小さな小屋に何日間も隠れて、心を込めて密かに手作りしていた首飾りは、
板と釘を使い、紐を素材にしたユニークなものでした。

朝から探し続けたものの、ついに見つけ出すことは出来ず、
奥さんに首飾りを渡すことが出来なくなってしまいました。

奥さんを喜ばせようと、一生懸命作っていた首飾りを
失くしてしまった彼は、落胆します。


前世・過去生の男性と、仲の良いその友人

次に現れたイメージは、乾ききった広い場所。
どうやら彼は、山の中で道に迷ってしまった様子です。

人の気配はなく、土がごつごつとして、明るく、気持ちのよい所でした。
その高台の土地からは、彼が暮らしている場所を、
遠くのほうに見渡すことができます。
「迷ってしまった… けれども良い眺めだ…」

その山の裏手のほうには、大きな石造りの建物があり、富裕な人が住んでいます。
彼は、森の中を抜けて、家に帰ろうとしています。

無数の木の枝が踏まれて折られ、突き刺さり、なかなか前に進めません。
歩き難くて危険な森の山道です。
ここをを通り抜けないと自宅には戻れません。
「誰かが一緒にいてくれたらよいのに…」

ようやく森の出口にさしかかり、何とか家に帰り着くことが出来ました。

家の中には、大小さまざまな仕事道具が並べられています。
今、彼は、一人で暮らしているのです。

腰を下ろしてくつろぎ、痛む足を休ませながら、
「今日は、あの人は来ないのかな…?」という期待があります。

時々、この家を訪ねてきてくれるのは、近くに住む一人の若い男性でした。

その若い友人は、穏やかな人柄で、2人は一緒にいろいろな話をしては笑い合い、
冗談を言い合いながら楽しく過ごしました。

この気の合う友人がいてくれたおかげで、彼は寂しくありませんでした。

それにしても、彼が首飾りを作って渡そうとしていた奥さんは、
どこへ行ってしまったのでしょうか?


奥さんがいなくなったいきさつ  村のしきたり

実は数年前、彼と奥さんは、子どもを授かりました。

当時、お産はたいへん困難で、命の危険を伴うものでした。
彼も、他の妊娠した妻を持つ男性たちと同様に、とても不安でしたが、
そのことをなるべく考えないようにしていました。

その奥さんは、最近、彼に興味を示しません。

本当のところは、奥さんは、彼のことを最初から愛していませんでした。

そして彼のほうも、奥さんのことを全く愛していなかったのです。

この村では、絶対的な権威を持つ村長が、村人全員の結婚相手を決め、
村人たちは皆、それに従わなければならない習わしでした。

彼も奥さんも、村長が決めたことに逆らうことなく結婚しましたが、
そこに愛情は全くありません。

ただし、「結婚した相手は、大切にしなければならない」という掟があるため、
彼はその掟を忠実に守って暮らしていました。

首飾りを作ってプレゼントしようとしたのも、この村の掟のためでした。

おなかが大きくなった奥さんは、
ある日、誰にも知らせずに、ひとりで川辺へ出かけます。

そして川の流れの中に、そのままどんどん入っていき、
溺れて亡くなってしまいました。

奥さんは、自殺してしまったのです。

奥さんの自殺を知った彼は、首飾りを失くして渡せなかったことを悔やみ、
もしも首飾りを渡していたならば、もしかして奥さんは川に入らず、
死ななかったかもしれない…と考えます。

彼は奥さんを愛してはいませんでしたが、大切にする約束をしており、
それは決まり事だから、必ず守らなくてはならないと考えていました。

一方、奥さんのほうは、表面上は、普通に暮らしていたものの、
村の決まり事を守ることが苦しくなり、嫌気がさしていたのです。

村のあらゆる決まり事を守る生活が辛くてたまらなくなり、
村そのものを嫌悪するようになっていた奥さんは、
将来を悲観し、授かったばかりのおなかの赤ちゃんとともに、
自ら命を絶つことを選んだのでした。

村長が決めた掟にあくまでも忠実であろうとする彼とは異なり、
奥さんのほうは、村の決まり事に対して違和感や疑念を抱き、
結果的に掟を破ることになりました。

彼は、自分を激しく責めます。

彼は、奥さんのことが少しも大事ではありませんでしたが、
「大事にしたい、そうすべきだ」と考えていたのです。

「首飾りさえ渡していたら…」

「もう絶対に結婚なんかしない…」

独身者となった彼に、村長は、次の奥さんを選んでくれましたが、
彼が再婚話を断ってしまったため、村の中での彼の立場は、悪くなっていきました。

村長から良く思われず、変わり者と呼ばれるようになり、
とうとう仲間外れにされてしまいます。

彼は「変わり者と言われてもかまわない…」と思っていました。


村の集会…  若い友人に起こった悲劇

今日は、村中の男性が集まり、重要な会議とお祭りが催される日です。

この村では、女性の地位が低く、
大切なまつりごとは、男性だけで執り行なわれていました。

たくさんの男性たちが、広場に集合しています。
村長が村の中のさまざまな重要事項を決定して、それを皆に伝え、
集まった男性たちは恭しくそれを聴いています。
村長の言うことに異を唱えたり自分の意見を言ったりする者は一人もいません。

次々に新しい決まり事が伝えられていくうちに、結婚相手の発表が始まりました。

彼は、心密かにあることを願っていました。

「友人 の結婚が、決まらなければよいのだけれど…」

時々訪ねてきてくれる仲のよい友人も、この集会に参加しています。
彼よりもっと後方の、より若い世代の者たちが集まっているあたりにいるはずです。

大切な友人には、結婚して幸せになってもらいたいけれど、
もしも友人が結婚をしてしまったら、今までのように訪ねてきてくれることは
なくなるかもしれない…と彼は思ったのです。

少し緊張しながら聞いていると、村長が発表したのは、
友人ではなく、なんと彼の再婚相手でした。

彼は、わずかにほっとしながらも、
村長の決めた相手を、今回もまた断ってしまいました。

機嫌を損ねた村長は、彼のほうを、もう見ようともしません。

その直後、彼は、広場の中央に、
大きな炎が燃え上がっていることに気付き、恐怖を覚えます。

すると突然、村長が、あの若い友人の名前を呼びました。

数人の男性が、たちまち友人を取り囲み、体を抱え上げて真ん中に引き出し、
燃え盛る火の近くへと押しやります。
炎の中に放り込まれた友人は、彼の目の前で、火だるまとなって死んでしまいました。

あっという間の出来事でした。

友人はなぜこんな目に合ってしまったのでしょうか?

この友人が、変わり者と呼ばれる彼の家を、時々訪れていると知って、
村長は快く思っていませんでした。

この集まりで、村長が、それぞれの結婚相手を決めて発表する際、
村の男性の人数が、女性よりも一人多かったため、
余っている男性を一人選んで、人数を調整する必要が起こり、
男性と仲の良いこの友人に白羽の矢が立ったのです。

まだ若くて未婚の友人が、彼と親密であることが村長の耳に入り、
この友人は同性愛者なのではないかと疑われていたのでした。

この村では、同性愛は許されず、必ず異性と結婚しなければならない掟がありました。

彼は、一度結婚して子どもも授かっていたため、彼に疑いがかかることはなく、
友人のほうが「処刑」されることになってしまったのです。

かけがえのないたった一人の友人を、こんな形で失うことになった彼は、
今まで考えなかったことを考え始めるようになります。

「自分が代わりに死ねばよかった…」

「今、こうなってしまって、自殺を選んだ奥さんの気持ちがようやくわかった…」

「この村は、おかしい…」

自分の家に遊びに来ていたことで、友人が殺されてしまったにもかかわらず、
こうした気配や状況に気付くことが出来ず、
「結婚が決まらなければよい…」などと呑気に考えていた自分を責め続けました。

では友人のほうは、村長や村人たちから疑われ、白い目で見られ、
我が身に死が迫りつつあったことを、事前に察知していたのでしょうか?

友人は、全てに気付いていました。

気付いたうえで、逃げも隠れもせず、決まりに従って、集会に参加していたのです。

突然、名を呼ばれ、体の両脇をつかまれ、炎の中に引きずられていく間も、
抵抗することなく、自分の運命を受け入れて、穏やかでした。

友人は、村長の命令や村の掟がいかに理不尽であろうと、
必ずそれに従わなければならないと考えていたのです。


村を捨てて旅立つ決意

この出来事がきっかけとなって、
彼は村を出ることを考えるようになります。

「今しかチャンスがない…」
「この村を抜け出して、どこか別の場所を見つけて住もう…」

彼は、旅立つための支度を始めました。
なるべく荷物を少なくして、怪我をしないように両足を布で包み、しっかりと保護します。

山を登る道は険しく、うっそうと茂る木々をかき分け、
音を立てて枯れ枝を踏みながら、道なき道を進んでいきます。

木々の枝が、容赦なく彼の足を突き刺し、行くてを阻みます。

「絶対にあの山の上に行くのだ…」

がむしゃらに何時間も歩き続け、やがて体が動かなくなり、意識が遠のいていきます。
地面に倒れ込むと、はるか上方の木の葉の間から、天空の明るい光が見えます。

疲労感に圧倒されて、起き上がることが出来ません。

「それでも絶対にあの山の上に行くのだ…」

そのままそこで眠りに落ち、しばらくして目覚めると、
また立ち上がり、頂きを目指して歩き始めました。


死を通過して、魂がこの転生を振り返る時

彼は、山道に倒れ、眠るようにして亡くなりました。

村を捨てて新たな生活を始めるという試みは、達成されませんでした。

魂は、体を離れていきます。

「いつか眺めた山上の石造りの立派な建物に、
大切な人たちを連れていってあげればよかった…」

「奥さんのことは、愛してはいなかったけれども、
死を選ぶほど辛かったのならば、首飾りではなくて、
あの山の上へ連れていってあげたかった…」

今、終えてきた前世で、いちばんの喜びだったのは、若い友人と過ごした時です。
友人と一緒にいる時間が楽しくて、一緒にくだらないことを言っては、
まるで同級生の友人同士のように笑い合いました。

その友人の幸せをいちばんに考えず、
自分にとって都合の良いことを勝手に望んでいたことが、
悔やんでも悔やみきれません。

そして友人が結婚していてくれたならば…という思いが残ります。

彼は、利己的な願いのために、友人の結婚を望みませんでしたが、
もしも友人が自分のところに来ないで、誰かと結婚していたならば、
疑われたり殺されたりせずに済んだはずです。

「私の望みがかなうと、最悪のことが起きてしまう…
 だからこれからは、多くは望まないようにしよう…」

「これからは自分のための願いごとはしない… 他の人のために願いごとをしよう…」

「理不尽な決まり事ばかりではあったけれど、自分なりに忠実にそれを守り続け、
 逃げずに一生懸命、やってきた…」
「やるべきことをやって、やりたいことをやらなかった人生だった…」

そして魂は、こう思います。
「村がおかしいと感じたならば、逃げてもよかったのだ…」

「掟に縛られ、死にたいくらい辛い人生だった…
 今度は、絶対に逃げる…  自由でありたい ! 」

そして、自分のために命を落とすことになってしまった大切な友人を悼み、
次の転生では、この友人を、絶対に助ける…!! 」という
強力で切実な思いが、魂の奥深くに刻み込まれました。

Fさんは、この前世・過去生の「友人」でした。


前世療法セッション後の Fさんの気付き

この前世療法のあと、Jさんからメールをいただきました。
許可をいただきましたので、ご紹介させていただきます。

ーーーーーーーーーーーここから引用ーーーーーーーーーーー

橘弘美先生

こんばんは。 本日お世話になりました J です。

始めは緊張していたのですが、先生のとても丁寧なカウンセリングのお陰で、リラックスできました。
ありがとうございました。

初めての体験で少し負担が大きかったのか、
帰宅後、強烈な睡魔に襲われ、8時頃まで寝ていました。

それから少し思い起こしてみたのですが、
前世での経験が現世に影響していると思った事がいくつかありました。


同じ感覚

前世で、若い友人が、時々私の家に来て、くだらない話をして一緒に笑っている。

正直、セッションの時には、その友人の顔は見えませんでした。 話している内容もわかりませんでした。

でも、それがくだらない話で、笑いが止まらないという感覚は、
はっきりと分かりました。

その感覚は、現世の Fさんと、会話の授業後に雑談している時と全く同じでした。


先立たれる事への恐怖

今年の○月、Fさんが転勤する際に、私は Fさんに ( Fさんの母国語で)手紙を書きました。

その手紙の中でこんな事を書いていました。


(以下、原文の和訳)

――――――――――

私たちはきっともう再会出来ないでしょう。

でも、私はあなたにまた会いたいです。

もしも願いが叶うなら、私に希望をください。

私はあなたに生きていて欲しい。

あなたがただ生きてさえいてくれたら、私はこんな希望を持てます。

『あなたにまた会えるかもしれない』

私はその希望を持ち続けて生きてゆきたいのです。

――――――――――


Fさんは私よりも20歳も若いので、常識的に考えれば、私より長生きするでしょう。

なのに私は何故かこんな手紙を書いていたのです。

その理由が今日の前世療法セッションではっきりと分かりました。

前世での私は、友人と変わらずに会いたいがために
『友人の結婚が決まらなければいい』と願ってしまい、
友人は殺されてしまいました。

現世では
『二度と会えなくてもいい、"また会えるかも"という希望を持ちつづけたい』
と願いました。

私にとって、Fさんに先立たれることは、
もう会えないことなんかよりも、ずっとずっと恐怖なのです。

それでも『また会いましょう』と言ってくれた Fさんの気持ちに、
改めて感謝しました。

一歩踏み出してみようと思いました。

他にも納得出来た事がいくつかありますが、
長くなりましたので、また次の機会にお話しします。

今日は本当にありがとうございました。  おやすみなさい。


ーーーーーーーーーーーここまで引用ーーーーーーーーーーー


Fさんに対する J さんの深い思いが伝わってきます。

皆さまはどのように感じられるでしょうか?


前世・過去生とは異なる選択の可能性  規則を守ること と 逃げること

この前世・過去生から、
「一人でいること、孤独であっても自分を貫くこと」を学び取った彼の魂は、
この前世で達成することができなかった 理不尽な規則からの逃走 を
今生では実現していかれるでしょうか?

魂は、次こそは「わがままを言わずにやるべきことをきちんとやり、
そしてやりたいこともしっかりとやろう」という決意を今生に持ち越しています。

靴もまだ無かったはるかな過去の時代、誰もが裸足で暮らし、
原始的な共同体に、揺るぎない権力を持つ村長が支配していた転生です。

決まり事や掟に縛られて、
個人の選択や自由な行動が認められていなかったこの前世の村の暮らしは、
厳格な規則とお互いの監視体制にがんじがらめとなっている現在の Fさんの状況と、
驚くばかりに重なり合っています。

たった一人の大切な友人に対する愛着や親密感は、今生にまで受け継がれ、
出会った瞬間から相手の存在に気付き、
一緒に笑い合った前世の絆を思い起こさせてくれました。

あの前世・過去生では、大切な友人を死なせてしまいましたが、
Jさんは、今度こそは、何としても Fさんに 生きていて欲しいと願い、
それを言葉にしてしっかりと伝えています。

そして出来ることならば、Fさんを厳しい規則から自由に解き放ち、
のびのびとした毎日を送れるようにしてあげたい…と望んでいます。

Jさんは、幼少の頃から親御さんの言うことをよく聞き、
言いつけを守る良いお子さんだったそうです。

自分がしたいと思うことは胸にしまい込んでいたJさんですが、
ある時期から、本当は何をしたいのか? 何が好きで、何を求めているのかに気付き、
少しずつそれを行動に移せるようになってきたのだそうです。

始めのうちは、村の掟を順守し、好きでもない奥さんと結婚して
奥さんのために首飾りを手作りし、
村の掟に従って奥さんを大切にしようと努めていた彼ですが、
奥さんの自殺や友人の死によって、ついに逃げようと決意するところが、
このあたりとリンクしているように思われます。

その一方で、友人のほうは、たとえ死に追いやられようとも、
村の決まりごとや掟を従順に受け入れ、最期まで守り続けました。

普通に考えたらあまりにも自由が束縛される Fさんの団体の規則は、
人間の生死を左右するようなものではないものの、
あの村を支配していた村長の掟を彷彿させます。

進学、就職、結婚、住居、日常習慣全般に渡る細かい規則の中での生活は、
それをおかしいと感じる者にとっては、
まるで精神的には死んでいながら生き続けるような
空虚な人生と言ってもよいかもしれません。

Fさんは、こうした規則のことを、どう思っているのでしょうか?

Jさんが見るところ、表面上はそつなく模範的な生活態度で仕事に励み、
上層部からも良い評価を受けているそうですが、
クラスの中では、時々、そうではない部分も見え隠れしていて、
内心は葛藤があるかもしれない…ということです。

Fさんは、この人生においては、団体の規則や制限から自分自身を解放し、
逃がれて自由になる道を選択するでしょうか?

そして Jさんは、果たして Fさんを助けてあげることが出来るでしょうか?


J さんと F さんの その後…

初めてお会いした時、Jさんは、年相応の自制心のある落ち着いた大人の態度で、
Fさんとの出会いや Fさんへの思いを冷静に分析し、話しておられました。

ありきたりの出会いではなく、お互いに感じ合うものがあるのは確かだけれど、
今生の現実生活では、20歳の年齢差、語学の講師と生徒という関係、
そして団体の厳しい規則などによって
軽い雑談をすることさえはばかられ、また困難な状況でした。

Jさんが話しかけることで、Fさんの立場が悪くなり、
講師としての評価にも影響が及ぶと考え、
細心の配慮をもって慎重に行動されていました。

けれども、この前世療法セッションを体験されてから、
Jさんの心には、ある変化が生まれたようです。

前世・過去生でやり残してきたこと、後悔していることが、カルマとして持ち越され、
今生の課題となっているのならば、その課題を完了させる必要があることになります、

必要と言うよりも、むしろそうしたいと望む抑え切れない思いや衝動となって
より成長・進化を遂げた新たな選択の可能性へと向かっていくのです。

そのことを物語るかのようなメールを、Jさんからいただきました。

先日、Jさんが Fさんと話していた時、
別れ際に Fさんが『また会いましょう』と、何度も言ってくれたそうです。

そこで、別の拠点のクラスに飛び入り参加して 受講することは、
明らかにルール違反なのですが、
Jさんは、大胆にも隣町の Fさんのクラスに出かけていったそうです。

おしまいに、この時の様子を伝える Jさんの最新のメールをご紹介しましょう。


ーーーーーーーーーーーここから引用ーーーーーーーーーーー

○曜日に□□町の会話クラスに乱入しました。

Fさん(ドヤ顔で)『だから、最後じゃないっていったでしょ?』

私『だって Fさんが"また会いましょう"って言うから間違えて来ちゃった。』

Fさん『間違えてくれてありがとう!』

私『また来週も間違えちゃうかも…』

Fさん『また間違える可能性が高いです!』


ーーーーーーーーーーーここまで引用ーーーーーーーーーーー


規則を破る危険な行為であるにもかかわらず、Jさんは、言葉を選びながら
『また来て!』と言ってくれたように思ったそうです。

あの前世・過去生において、くだらないことでも大笑いして一緒に楽しい時を過ごした
「彼」と「友人」の親密な雰囲気が蘇ってくるようで、微笑ましく感じられました。



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